2009年02月08日

ダンシングクイーンと座禅?

久々に映画をハシゴ鑑賞。

まずは「禅 ZEN」
曹洞宗の開祖、道元禅師の半生を描いた作品。

招待券をいただいたので見に行ってきました。
道元禅師は、わたしのブログのタイトルでもある「いまここ自分」の詩人、
相田みつをさんが師として仰いだ宗門の開祖でもあり、
私の今の仕事とも深いつながりがあります。


物語は母親の死をきっかけに、「この世の浄土」を目指して僧侶への道をすすみ、
留学僧として、時は宋の時代の中国にわたるところからはじまります。
専門的な用語や時代背景、地理的な事など、ある程度事前に把握
していないとちょっと難しいかもしれません。



仕事関係で道元禅師ゆかりの場所は幾度となく訪れました。

中国・寧波「太白山天童寺」
このお寺で修行を積み、永平寺の七堂伽藍はこの天童寺を
基にして創建されました。
色合いは中国ならではの鮮やかな黄色と赤い屋根。
そしてお釈迦様の骨が安置されている「阿育王寺」

そして道元禅師が師として仰いだ、如浄禅師のゆかりのお寺は杭州にあります。

日本では宇治の興聖寺、京都の建仁寺、
そして福井県の大本山永平寺。
他にもゆかりのお寺は沢山ありますが、映画の中では
これらの寺院が中心となっておりました。

映画の途中、京都を追われて越前の地を目指す途中、
徹通と出会いますが、
昨年はその徹通義介禅師が入滅して700年目にあたる
「御遠忌(ごおんき)」が永平寺にて修行されました。


寺院で使われる言葉は一瞬言葉にすると難しいけれど、
座禅を通して伝道された禅師の教えそのものはとてもシンプルで、
昨今スピチチュアルブーム?で、
色んなセラピーやカウンセリング、セッションを通じて、
いわゆる自分探しの旅をしている人は沢山居ると思うけど、
多分いきつく言葉は多分同じなのかなって思います。

いつの時代にも人々が求めているもの。
でも見つからないから更に色々なものや人を通じて求める・・・・
でも実はその答えはほかならぬ自分自身の中にあるもの。


あの世にいってから浄土に行くのではなく、この世の浄土。
誰の中にも仏様はいる。


春は花
夏ほととぎす
秋は月
冬雪さえて
すずしかりけり



映画の中で道元がうたいます。
「当たり前の事を言っているではないか!」
と当時の鎌倉幕府の執権北条時頼は言いますが、
あたりまえの事。あるがままを受け入れること。ただそれだけ。

相田みつをさんの詩にもその教えはまた別の言葉になって
受け継がれているような気がしました。




そして、お次は対照的に「マンマ・ミーア!」

いや〜微妙にABBA世代でカラオケで「ダンシングクイーン」とか
うたっていたので、
映画を通じての往年のヒット曲の嵐はまさに鼻血ものでした。

ミュージカルの話の為に音楽や歌詞がつけられたのではなくて、
既存の歌詞のないようにあわせてこの物語ができたのだから、
これはすごいなって感じです。

ドナ役のメリルストリープも、いつもの役柄とちがって、とってもキュートなお母さん。
娘のソフィもすっごいかわいい!

そしてなんと言っても、ソフィの結婚式を機に久々に集まった
かつてのドナの妄想仲間??の二人がすごい!

「ドナ&ダイナマイツ」オバタリアン(失礼)3人!最高です!

私も年ととっても3人みたいにエネルギッシュで、
いくつになっても恋することを忘れないで、
仲間同士でバカやって騒いでダンシングしたりしたいなあ〜

最後の最後まで音楽とギリシャの島の美しい風景と、
みんなの笑顔と楽しいダンシングに釘づけ!

機会があったらミュージカルも見たいな。
やっぱりロンドンで見たいな(笑)




一見、動と静の対照的な映画でしたが、
両方の作品から久々に元気や今の自分を見つめなおす
きっかけをもらえたかな?


まだまだ風の中に光をみつけるのは先かもしれないけど。








posted by クッキー at 23:51| Comment(3) | TrackBack(0) | 妄想映画&アート鑑賞レポ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めて、コメントをさせていただきます。

いつもアヌビスがお世話になっております。
粋なおやじも、映画「ZEN 禅」を観ました。
何も禅を知らない人には難しいかと思いました。

今の時代だからこそ、道元禅師の『あるがまま』を受け入れる「こころ」が必要だと思います。

最近、色々な景色が何と美しいのかと思えるようになりました。
○春は、梅もよし、桜もよし。
○夏は、その空の青さもよし。
(夏は「ほととぎす」ですが、お恥ずかしい話で鳥を見てもあまり区別がつかないのです。)
○秋は、月もよし、すすきもよし、紅葉もよし。
(若い時から、太陽と月、どちらがより好きですかと聞かれれば、「月」と答えます。)
○冬は、雪景色もよし。
(何もない白銀一色の世界、いいですね。)

本当に、道元禅師のことば、素晴らしいと思います。
その日、何かつらいことがあっても、一日の終わりに夜空を眺めた時、綺麗な三日月でも見ることができたならば、それだけで心が満たされ、良い一日だったと思えます。
そういうことが大事だと思います。

これからも仏教のことなど、ブログを通じて色々と教えて下さい。
最後に、熱くなって長くなってしまい、申し訳ございませんでした。
Posted by 粋なおやじ at 2009年02月12日 00:14
粋なおやじ様★

こちらからいつもアヌビス様にはお世話になっています!
粋なおやじ様にコメントいただけて嬉しいです!
私は仕事で関わってはいますが、そこから学びを深めている訳でもなく…
粋なおやじ様のほうが色々とお詳しいのではと思います!
でもおやじ様が詩にされたように、本当に年を重ねるごとに、周りに溢れている自然の美しさに心洗われるようになってきたかなと感じます。
禅とは…あるがままとは…道元様の教えを映画という枠の中で、いわば形のない悟りや教えを表現し、またそれをみるひとが理解するのはなかなか難しい事だと思いますが、毎日の中で少しでも心静かに自分を見つめる時間を作り、ただただ自然のささやきを聞く…
そんな静寂の時を作る事ができたら、また違う風景や風が自分の中にやってきて、その体感が理解に繋がっていくのでは?
と、うまくいえませんがそんな気がします。機会ありましたらまた談議の程よろしくお願いします。
Posted by クッキー at 2009年02月12日 12:55
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